収益・費用の見越繰延 

精算表や財務諸表を作成する問題で費用収益の見越繰延を行うが、意外と計算を間違ってしまう。3級はもちろん、2級でも出題されるため、確実にしておきたい。
見越繰延1


この場合も減価償却の月割計算同様、時系列を数直線で考えるとわかりやすい。
見越繰延2


もちろん、いちいち数直線を書いているのは大変だが、慣れれば書かなくても計算できるようになる。見越繰延でてこずっている方はぜひ参考にしていただきたい。
[2006/02/27 18:18] 指導 | TB(0) | CM(0)

固定資産の減価償却 

日商簿記3級の減価償却費の計算で特に気をつけなければならないのは、償却方法が定額法なのか、定率法なのかを確認することと、固定資産の種類(備品と建物など)と期中購入固定資産との区別だ。
減価償却1


やはり、図で考えるとわかりやすいので、わからなくなったら図を書いて理解する。
減価償却2


さらに、期中購入固定資産は月割計算などを行う必要があるため、数直線を使って計算するとわかりやすい。
減価償却3


今から独学で問題集を購入しようとしている人は3級と言えど、やはり難しい論点もある。図などがあるもの、2色刷りのものなど、自分の性格に合わせて選んでいくとベストだろう。
[2006/02/27 17:57] 指導 | TB(0) | CM(0)

第112回 日商簿記検定試験 

先日、第149回全経簿記検定試験および、第112回日商簿記検定試験が行われました。
受験された方お疲れ様でした。


私の知り合いで全経簿記上級を受験した人がいるのですが、難易度的にはそれほど高くなかったらしいです。

商業簿記・会計学に関しては少しボリュームがあったらしく、工業簿記・原価計算に関してはそれほど難しい論点は出題されていなかったとのことです。

昨年11月に日商簿記2級を取得して今回全経簿記上級にチャレンジされた方で合格する方も少なくはないでしょう。知り合いが受験した会場では上級を高校2年生が受験していたらしく、驚くばかりです。


昨日の日商簿記検定の難易度については3級はやや低く、2級についはやや高かったらしいです。

問題自体はまだ見ていないのですが、2級の第2問は合格率の低かった第107回の個別論点と同様の問題が出題されたようです。工業簿記自体は簡単だったため、独学の方はかなり楽だったかもしれません。商業簿記全体はとてもボリュームが多かったらしいです。私も問題が手に入り次第1度解いてみようと思います。

各専門学校(大原やTACなど)で解答速報が出ています。参考にして今後の予定を立ててみるのはいかがでしょうか。
[2006/02/27 17:29] 未分類 | TB(0) | CM(1)

教える上で大切なこと 

教えるのがうまい人=高度な知識を持った人
と今まで思っていた。

もちろん、教えるのがうまい人は高度な知識を持っている人が多い。しかし、高度な知識を持っているもびっくりするほど教えるのが不向きな人もいる。

日商簿記3級を教えるのあたって、いろいろなことに気づかされた。
生きているうえで、持ってる知識を100%生かすことは大切だ。しかし、逆に100%出さないこともひとつのテクニックなのではないだろうか。

私自体日商簿記1級を学習している立場上から、妙に理屈っぽくなってしまう。それは理論の試験対策としては重要なことで避けては通れない。しかし、そういうところが3級を教えるにあたって必要なのかという話である。現時点、彼らは今週末の日商簿記3級に受験、合格することを目標にしている。もちろん、上位資格の通過点に過ぎないが、全員が日商簿記2級を受験するわけでもない。そういう点では現時点では必要最低限の知識だけで十分なのだ。
この際、いくら難易度の高い資格を持っていても大して役立たない。大切なのは日商簿記3級が受験者に何を求めているかを教える側がどう解釈するかなのかもしれない。
[2006/02/21 02:04] 指導 | TB(0) | CM(3)

解りやすくということ 

今月の初めから商業高校1年生の日商簿記3級の課外に見学させてもらっている。

もちろん彼らは去年の4月から簿記をはじめたので、最低限の知識は持っている。簿記に関して全く知識が無い、つい1年前まで中学生だった彼らを1年近くで、週に5時間という短時間でここまで理解できているのは簿記担当者の力量というものだろう。

簿記担当者の先生いわく、日々どのように解りやすく説明するのか研究しているそうだ。実務経験がない彼らにとってピンと来ない論点もあるだろう。それを身近な出来事などに置き換えて説明するらしい。

たとえば、商品単価の算出方法として先入先出法があるが、自動販売機でたとえるという。
自動販売機に商品を補充していることをは誰もが見たことのある光景だ。古い商品から先に販売する。
また同時に期首商品棚卸高、当期仕入高、売上原価、期末商品棚卸高の関係も自動販売機で理解することができる。売上原価の考え方は実際にアルバイトでコンビニなどで働いている人には簡単に理解することができるが、アルバイトをしていない人も多い。そのような人にはさらに身近なものに置き換えてできるだけわかりやすく説明するという。

自分では理解できているものでも、少しでも環境が違う人は理解しづらいものもある。そのため、相手にとってどのようにすれば理解できるのかを常に考えながら講義すべきなのだなと実感した。
[2006/02/17 14:49] 指導 | TB(0) | CM(7)